いや、これはもう見た瞬間に絶対壊れる形だと思ってしまいます。ただでさえ強度の無いフェラガモのバックルがこんな形だったら、てこの原理でもうバックルの脚に掛かる応力と言ったら用意に想像できます。もうこんなに曲がって隙間が開いてしまってます。バックルと脚の付け根(支点)と、ベルトを留める場所(作用点)がこんなに離れてます。よっぽど強度を持たせないと無理です。残っている部品はこれだけです。バネを作ります。反対側の部品も作りました。これ、また使っているうちに壊れるのではないでしょうかね。イタリアの工業製品はデザインに拘り過ぎで実用性が無いのが特徴なので、それを理解してお使いいただくことをお勧めします。修理依頼はお電話ではなく、LINEかメールで実物の画像をお送りください。お電話では状態が見えませんので受付できかねま...フェラガモバックル修理~もう形からして壊れそう
ディオールのベルトです。バラバラになっています。落とすか何かした拍子にバラバラになったのだと思います。コの字型をしているバックルの強度に問題があるようです。バラバラになった際に、バネだけどこかに飛んでしまったのでしょう。バネが見つかればその場で組み立てられたのでしょうけれども、部品が足らずに修理依頼となりました。バネを作って、組み立てられるようにします。バネを作るといっても長さを調整しながら最適な長さのものを作らなければなりませんので、それなりに手間がかかります。予備の部品があって、はい、組み立てて完了というわけにはいかないのです。組み立て終了、バネが強すぎるとバックルが押し負けて開いてしまいますし、バネが弱いとすぐに外れます。バネを作る材料の線径でバネ乗数を調整して製作しています。修理の作業受付はメール...バラバラになったDIORのバックル修理
ゼニアのベルト修理です。ゼニアはよくリバーシブルの修理が来ます。ブランドのHPには、「こだわりの職人技と最高品質のレザーで丁寧に作られた」となっているのですが、バックルは該当しないようです。作りはLouisVuittonと同じで、ピボットボルトになっているのですが、ネジ径が細いのが原因ですね。修理依頼品はみな折れているので測れないですが、おそらくM2くらいの太さです。せめてM2.6くらいは欲しいですね。弊社ではもちろんM2.6に拡大して修理しています。オリジナルより強度を持たせないと、また折れてしまいますので。同様の修理、何十?いや、何百やっているかもしれないですが、今のところ、再び折れたというのは報告が来ていません。修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたし...ゼニアリバーシブルバックル修理
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